第2回勉強会の報告

日時:2018年2月26日

講師:東京法務少年支援センターねりま青少年心理相談室職員

 第2回は、東京法務少年支援センター・ねりま青少年心理相談室の職員さんに職員さんにお越しいただき、センターの業務内容や学校連携の可能性についてお話しいただきました。

 東京少年鑑別所としての鑑別業務だけではなく、非行対応の専門性をフルに活用した地域援助事業が始められていたことは、まだあまり知られていなかったのかもしれません。参加されたスクールソーシャルワーカーの皆様との連携の可能性を強く感じました。

 また「少年」とはあるものの、地域援助事業の対象年齢はもっと広いのだということも、改めて知ることができました。当事者が望めば、司法領域の中でも連続した息の長い支援を受けることが可能ですから、今後、活躍の場がさらに広がっていく事業ということもわかりました。

社会復帰支援のあり方勉強会

「社会復帰支援のあり方勉強会」は、非行少年の学校や地域社会への復帰に向けた支援について勉強しています。非行少年は、当該非行に加えて貧困や虐待などの様々な問題を抱えています。司法・福祉・教育の枠組みを超えた、どのような支援・連携が可能なのかを考えています。 保護司・保護観察官・スクールソーシャルワーカー・研究者、大学院生など、様々な立場の方が参加しています。

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