第3回勉強会の報告

第3回勉強会は、保護司の林博行さんに保護司活動についてお話しいただきました。

保護司活動の概要や保護司法、研修制度など「保護司とはどのような人なのか」をわかりやすく解説いただきました。また、支援の難しさや個々の状況に応じた工夫、少年との関わり方についても興味深いお話を伺うことができました。

特に、生活環境調整に関する話題提供に触発され、出席者からも専門分野(矯正、家裁)からみた情報が提供され、多角的に検討することができました。

また「連携」という言葉に潜む難しさについての指摘は、システムをどう運用していくのか、その中身をどのように詰めていくのかなど、実務的な課題としても重要な問題提起でした。


7月は社会を明るくする運動の季節です。

ご所属の保護司会の活動についてもお話いただきましたが、それぞれに工夫した取り組みを行っているようです。

自分たちの住む地域ではどのような運動が展開されているのかを知ることのできるチャンスです。

社会復帰支援のあり方勉強会

「社会復帰支援のあり方勉強会」は、非行少年の学校や地域社会への復帰に向けた支援について勉強しています。非行少年は、当該非行に加えて貧困や虐待などの様々な問題を抱えています。司法・福祉・教育の枠組みを超えた、どのような支援・連携が可能なのかを考えています。 保護司・保護観察官・スクールソーシャルワーカー・研究者、大学院生など、様々な立場の方が参加しています。

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