【情報提供】「リフテクティング」を学ぼう! 香川セミナーのご案内

社会復帰に関するセミナーのお知らせです。

社会復帰を支援する取り組みは、実に様々です。

第三回でも話題になりましたが、個々の対象者の状況に応じて、それらをうまく活用できるか、活用するための連携が取れるかはとても重要です。


この「連携」について、私(事務局・仲野)が関心を持っているのが「対話に基づく連携」です。研究の世界に足を踏み入れてから、「援助交際」体験者の調査、刑務所での調査、少年院での調査・・・など、ずっと「犯罪・非行」領域をテーマとしています。そこでの分析枠組みとして、実は一貫して用いてきたのが「ナラティヴ・アプローチ」という形式です。


詳細は省きますが、語りの持つ力、対話の意味・意義に、すっかり魅了されてしまった・・・のかもしれません。


幸運にも、国内の様々な福祉施設、海外の福祉施設や矯正施設などを参観する機会に恵まれたのですが、そのことも関係あるかもしれません。特に、イスラム圏を訪れた時の、衝撃は忘れられません。私を構成する「常識」が、いかに「作られたもの」だったのか・・・。その違いを理解するためにできたことは(言葉は不自由ながらも)「対話」だけでした。


そんな経験を経て、互いが理解する、理解して連携する方法として、「対話に基づく実践」の可能性を模索しています。

その一つのアイデアとしての「リフレクティング」に関するセミナーを、2018年10月に香川県で行います。前日にはオプショナル・ツアーとして四国少年院見学がございます。

ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。

なお、セミナー会場は、丸亀城のすぐ隣です。

また色々な偶然が重なって、合わせて観光もしていただける日程となっております。



社会復帰支援のあり方勉強会

「社会復帰支援のあり方勉強会」は、非行少年の学校や地域社会への復帰に向けた支援について勉強しています。非行少年は、当該非行に加えて貧困や虐待などの様々な問題を抱えています。司法・福祉・教育の枠組みを超えた、どのような支援・連携が可能なのかを考えています。 保護司・保護観察官・スクールソーシャルワーカー・研究者、大学院生など、様々な立場の方が参加しています。

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