学校と非行 第3号完成!!

大変長らくお待たせをしてしまいました・・・。


学校と非行 第3号の完成のお知らせです。

今年度は、なかなか勉強会を開催できていません。本当にすいません。

鋭意準備中ですので、今しばらくお待ちください。


今号は、元法務教官にご寄稿いただきました。

法務教官のもつ経験や知識が、学校教育の中でどのように生かされていくのか。

少年との関わりで何が重要なのか。

同じ「教育」でありながら、なかなか出会うことのできない矯正教育と学校教育。

その2つの領域で活躍された方のご経験からくる言葉は重みがあります。


また引き続き、駒澤大学の伊藤茂樹先生にもご寄稿いただきました。

「野球」を通して刑務所制度の歴史を分析する・・・という斬新な手法です。

この「野球と刑務所処遇」に関する論考ですが、第1回から連載のように続いております。


この論考を読んでいると、2007年にパキスタンのラホール刑務所を訪れた時に、「ボランティア団体が受刑者と一緒にクリケットの試合をする活動がある」と聞かされたことを思い出します。パキスタンではクリケットがとても人気だそうです。スポーツを通して人との関わりを編み直し、理解し、身体の健康に配慮する、その点でも有益な活動のようでした。


練りに練られたプログラムも重要ですが、

こうしたシンプルな活動が、人の心を掴むのかもしれません。


勉強会の際に配布をしたいと思いますが、

「一刻も早く読みたい!」という方は、ぜひご連絡をお待ちしております。

一足先にお送りさせていただきます。



社会復帰支援のあり方勉強会

「社会復帰支援のあり方勉強会」は、非行少年の学校や地域社会への復帰に向けた支援について勉強しています。非行少年は、当該非行に加えて貧困や虐待などの様々な問題を抱えています。司法・福祉・教育の枠組みを超えた、どのような支援・連携が可能なのかを考えています。 保護司・保護観察官・スクールソーシャルワーカー・研究者、大学院生など、様々な立場の方が参加しています。

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